前回のブログから、かなり間が空いてしまい、すみません。
定期的にアップできるように頑張りますので、どうぞご容赦下さいませ。
では、続きを。。。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
もう、医者に何か行かない!
と決心したのは良いのですが、ではどうすればいいのでしょう?
他にどんな方法があるのでしょう?
私はまず、友人、知り合いに相談しました。
一番に言われたのは「中国漢方を試してみたら?」でした。
オーストラリアにはゴールドラッシュの時代から住み着いている華僑の人たちがたくさんいらっしゃいます。
私はオーストラリアをラウンドした経験があるのですが、どんな小さな町にもチャイニーズレストランがあるのにはビックリしました。
移民の数が多いだけ、中国人の漢方のお医者さんの数も多いのです。
数が多いということは、当たり外れも多いということで。。。
一番始めに行ったのは女性の漢方医。
中国から移民してきてまだ数年で、中国で漢方医の医師免許を取得し、
鍼灸もできる。
「お、いい感じ!」
と思い、さっそく予約しました。
最初のセッションではまず
- 脈をみる脈診
- 舌をみる舌診
- 眼をみる眼診
をされました。
が、やはり英語でのコミュニケーションが問題。
何と言っても両方ともネイティブではないんで。。。
でも、問診中にツボの書いてある体図を指差して説明したりして、
何とか通じた様子。
おまけに体中に発疹がでてるんですから、分かってよ。
「では、まず鍼から始めましょう。」
ああ、よかった、いきなりお灸って言われたらどうしようかと思ってたので、喜んで鍼の治療を受けました。
合計50分ぐらいでしょうか。鍼治療が終わり、漢方薬を処方されました。
値段ははっきり覚えてないんですが、「高い!」と思ったのを覚えています。
漢方薬の料金に鍼治療料金、診察料。。。けっこうな痛手でした。
おまけに漢方薬は5日分(一日二回)。
週2日は漢方薬は休まなければ効果がないと言っていたので、ということは、これだけ払って、一週間分?!
「次回は診察料がかかんないから、安くなる」
と言われ、仕方なく支払いを済ませました。
漢方薬。まず、煎じなくてはいけません。
できれば漢方薬用の小さな土鍋で煎じろと言われましたが、そんなの持ってないし、仕方がないので、小さめのステンレススチールのお鍋で二時間程ぐつぐつ。。。水の量が多すぎたり、こげそうになったり。煎じるのに慣れるまで、ちょっと時間がかかりました。
おまけにマズい。(良薬口に苦し)
がんばって、5日間飲んで、二日間休んで、漢方医の所へ。
2回目が安いったって、漢方薬自体が高いから、至って痛手であることに変わりはありません。
発疹がでていても塗り薬をくれる訳でもないので、ひたすらかきまくり。
煎じた漢方薬を飲んでも、かゆみが止まるわけでもない。
「何か効果があるんだろうか?」
いや、でも漢方は続けないと効果がでないと言うじゃないか。
と思い、毎週一回、3ヶ月通い続けてみました。
結果は。
「変化無し」
漢方医さんに「なんの変化も進歩もないので、もう来ません」
といったら、「効果が現れるのは、これからよ」
???
私の感覚で行くと、効果は3ヶ月あれば、あるかないか判断できるんじゃないかと。。。
おまけに、発疹がひどくなるとか、
でてくる発疹の色が違うとか
何か変化があれば、漢方が何かをしてくれてるのかとも思うんですが、
全く変化がない。
「無駄だ。。。(はずれだ)」
引き止める彼女を振り切って、一旦漢方薬は中止しました。
注)
アトピーに漢方が効かないと私は言っているのではありません。
上手な漢方医さんを探すのが大変なんです。実際これよりずーっと後に行った漢方医さんの漢方薬は素晴らしく効果がありました。当たり外れが激しいだけなんです。。。
治療法を探す私の旅はまだまだ続きます。。。